人口低下が叫ばれている日本ですが、日本独自の文化の中に【苗字】ってありますよね。いや、世界中で苗字はあるけど、日本は漢字の読みが音読み、訓読みと二通りありますよね。漢字を組み合わせた上に、読みも難しい【珍しい苗字】って日本独特って感じがしませんか？

今回は珍しい日本の苗字や、読み方が難しい苗字を見てみましょう。
ちなみにただの独断で書いてます。

実在する珍しい苗字

・新タさん（にった・あらた）
「タ」はカタカナです。カタカナ交じりの苗字は珍しいですよね。

・勘解由小路さん（かでのこうじ）
時代劇にピッタリの時代を感じる苗字ですね。

・鬼さん（おに）
恐そうなイメージですね。けど、そんな人に限って優しかったり。

・辺銀さん（ぺんぎん）
寒さに強そうですね。動物園が好きそうなイメージです。

・小鳥遊さん（たかなし）
意外にもWindowsは一発変換可能です。

・砂糖さん（さとう）
佐藤さんではなく砂糖さん。甘党なのか！？

・無敵さん（むてき）
強そう。ひたすら強そう。

・鰻さん（うなぎ）
磯野家のご近所さんと間違えるかもしれない。
鹿児島県にいらっしゃるとか。

・東京さん（とうきょう）
地名を冠した苗字は多いですが、ズバリなお名前。

・降魔さん（ごうま）
何だか偉大な術が使えそうですね。

・見ル野さん（みるの）
こちらもカタカナ交じりですね。漫画家さんがいらっしゃいますね。

・素麺さん（そうめん）
夏の風物詩。お中元はやっぱり素麺！？

・竹庵さん（ちくあん）
竹細工が得意そうですね。手先が器用なイメージです。

読みが難しい苗字

・烏賊さん（いか）
そのまま読んで大丈夫だったんですね。ストレートにそのまま読みましょう。

・禿川さん（とくがわ）
失礼のない様に読みましょう。そのまま読むとただの悪口になる可能性すらあります。
そのまま読んじゃダメシリーズ第1弾。

・五六さん（ふのぼり）
漢数字が混ざった苗字って、全般的に難解な読み方が多い気がします。

・御縁さん（みえにし）
幸運そうな方が多そうですね。けど、読みはムズカシイ。

・定標さん（じょうぼんでん）
初見で読める方はいらっしゃいますか～？

・大海さん（ほんだ）
「おおうみ」や「たいかい」と読む場合もありますが･･･
「ほんだ」の場合もあります。ウソのようなホントの話。

・陸上さん（くがうえ）
こちらも初見キラー。そのまま読むのではありません。

・青天目さん（なばため・なまため）
瀬戸物に天目茶碗ってのがあります。茶器は「てんもく」と読むのですが･･･
とにかく変わった読み方です。

・太巻さん（うずまき・おおまき）
「ふとまき」では無いんですよ。確かに「太巻き」の断面は「うずまき」状になってますけどね。

・奉日本さん（たかもと）
超少数なレア苗字さんです。そして読み方も難しいです。

・禿さん（かむろ・かぶる・いなずか）
そのまま読んじゃダメシリーズ第2弾。そのまま以外は難しい読み方ですね。

・一口さん（いちぐち・かずぐち・いっこう・いもあらい）
最初の3パターンの読みは解りますよね、なんとか。けどね「いもあらい」は解らない。
日本語って難しい。

・缶さん（ほとぎ）
単純には読めません。こういう苗字の方は、自己紹介のとき、相手の方に一発で覚えて貰えそうですよね。

・金玉さん（かねたま）
そのまま読んじゃダメシリーズ第3弾。ダメ・絶対！ちょっとドキッとしますね。

・几さん（おしまずき）
絶対に読めないランキング№1！知ってないとムリですよね。
スーパーレアです。

まとめ

いかがでしたか？あなたの周りの方に珍しい苗字の方はいらっしゃいますか？もしくはあなた自身が珍しい名字だったりして。

ちなみに、「苗字」と「名字」にハッキリとした違いはありません。どちらも同じ意味の漢字として使用して大丈夫ってコトです。ただ、由来に違いがあって･･･

「苗字」＝江戸時代に出来た単語。「苗」の漢字は、遠い子孫や末孫の意味がある『苗裔』（びょうえい）といった単語からとられました。家が代々続くといった意味がこもっています。
「名字」＝平安時代に出来た単語。平安時代中期に武士が自分が支配していた土地を私物化し始めました。その土地を名田と呼びました。その名田に字（あざな）を付けたのです。そこから、名田の字が名字になったと言われています。

日本の名字って、そのまま読めない複雑な読み方をすることも多いんですよ。
あなたが今まで出会った珍しい名字の方はどんな名字の方でしたか？